猫のいろいろな病気 6
食道内異物、胃内異物、腸管内異物
【原因】
ネコをはじめ、小動物は一般的に何でも咬みちぎって食べる習性があります。
骨、つり針、そのほか毛糸類などを飲みこみ、食道を詰まらせてしまうことが時折り見られます。
【症状】
1番多く見られるのは、逆流吐出です。
これは食物が食道を逓過できないために起こる反射的な逆流で食べるとすぐに出てきます。
嘔吐ではありません。
また、食道痛がある場合は、胸を触られたり、抱き上げられるのを嫌い、食欲もなくなり衰弱してしまいます。
特に骨、針などが食道壁を突きぬけた場合、二次的に肺炎、胸膜炎などを起こすおそれがあります。
食道内異物は、食道炎、食道閉塞といった食道疾患の原因となるので、吐出などを見つけたら、なるべく早く獣医師に適切な処置をしてもらうことが必要です。
また、異物が食道を通過して胃内異物となったり、胃も通過し腸管へ移動して腸管内異物となり、塞がってしまうこともあります。
胃内異物も、胃壁を突きぬけた針などが周囲の臓器に損傷を加えたり、腹膜炎などの原因に、腸管内異物は大腸炎や腸閉塞(イレウス)などの原因になります。