猫のいろいろな病気 3
歯周炎
【原因】
歯周炎という語意は、歯の周囲にある組織の炎症という意昧で、同義語は、歯槽膿漏症、歯槽骨炎、歯周疾患などです。
3歳以上のネコでは80%以上歯周炎が存在していると思われます。
菌周炎は、もし治療を怠れば、着実に進行し、潜行性の炎症をともなう重度な疾患をひき起こします。
歯周炎の経過は、付着歯肉の局所的炎症に始まり、函骨膜の炎症性変化や退化、歯槽骨の侵蝕、そして歯肉組織の退縮へと進行してゆきます。
そして歯を保持している歯槽骨が破壊されると、歯は動くようになってしまいます。
歯周病の原因は、普通、歯肉縁に見られる。フラーク、つまり歯垢です。
これは一見してそれほど重要には見えませんが、白い膜状でなめらかな外観の物質ですが、食物の残り、唾液中の糖蛋白、細菌で構成されているため、このプラークを除去しないかぎりは、ただちに歯周炎は発症するのです。
【症状】
健康な歯肉はピンク色、もしくはもう少し赤味をおびていて、しっかりと歯に密着しています。
最初に1見してわかる病状は、歯周の軟組織の炎症は明白で、赤味を一層おび、歯肉は腫脹してきます。
プラークが歯根尖方向に沈着し増してゆくと、歯肉溝をこえて、細菌の毒素によって、歯肉炎は歯周炎へと進展します。
このような変化は歯槽骨に向かって病状は発展していると思われます。
これに対する歯槽骨の炎症反応は吸収的で、最悪の状態では歯槽骨の吸収まで始まります。