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2010年07月 アーカイブ

猫のいろいろな病気

口蓋裂


【原因】

うわ顎の中心部は元来融合をしていなければいけない部分ですが、遺伝的あるいは胎児の発育中に障害が起きた結果とも考えられます。


ネコの品種を問わず発生するといわれています。


【症状】

出生後子ネコはミルクを飲むことができず、鼻から吹き出し、栄養が充分にとれず衰弱してしまいます。


生後数ヵ月で自然治癒することもありますが、外科的処置をうけなければ完治しない例も多いのです。


【看護】

口蓋裂のある子ネコを育てようとする時は、ミルクを飲むと鼻から出たり、上手に飲めないので、カテ
ーテルによる補乳が必要です。


ある程度成長して穴が小さくなればそれでもよいですが、そうでなければ外科的に閉じることも可能なことがあります。

猫のいろいろな病気 2

むし歯


【原因】

むし歯は、最近、ネコでも重要性をおびてきた、歯の細菌誘発性疾患です。


よくいわれることは、ネコにむし歯は少ないといわれていますが、ネコでもむし歯は多い疾患の1つです。


ある報告では歯を失ったネコのおよそ20%が本疾患に起因していることを示しています。


むし歯は高齢なネコに多いのですが、1歳以上でもしばしば罹患しています。


本疾患は歯の無機質の部分が脱灰されるという特徴を持っていて、それに続いて有機質の溶解が見られます。


ネコにおけるむし歯の発生しやすい部位は、歯肉縁もしくはその下部。


つまり歯と歯肉との接合部あたりには、歯肉の遊離部分があり、また、その部分から、歯のエナメル質のないゾウゲ質つまり、むし歯の原因になっている細菌がおかしやすい無機質があるため、むし歯が発症するのです。


【予防】

細菌の増殖をふせぎ、歯肉部のプラーク(歯垢)形成を阻止するために常時歯を清潔にすることです。


【看護】

むし歯も次の歯周炎もそうですが、歯を清潔にすることと、歯石がつき始めたら早めに除去することが
必要です。


また歯に刺激のある硬い食事を考えてあげた方がよいでしょう。

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